元SMAPのメンバーでオートレーサーの森且行のドキュメンタリー映画『オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版』(11月29日公開)の予告編が解禁となった。
本編のナレーションは、俳優の萩原聖人が務める。1988年放送のドラマ『3年B組金八先生』第3シリーズで共演した森と萩原。10代の頃から互いを知り、今年1月には同窓会を行うなど今なお交流のある2人の“再共演”が実現した。
萩原は「森君とは10代の頃に共演して以来交流がありますが、そんな僕が知らないことがたくさんあり、想像の範疇をはるかに超える彼の生き様が描かれていました」とコメント。加えて、この映画を観ることで「年齢に関係なくあきらめていたけれど立ち上がる人がたくさんいるんじゃないかな」と、萩原自身も勇気や希望を受け取った様子だ。
1996年、アイドルグループのメンバーとして人気絶頂だった22歳の時に、幼少時からの夢だったオートレーサーへ転身した森。2020年11月3日、24年目にしてついに悲願の日本選手権初優勝を果たした。しかし、そのわずか82日後、レース中に落車し命が危ぶまれるほどの大怪我を負ってしまう。それからレース復帰までの2年間、幾度にもわたる手術と懸命のリハビリの日々の中、森は何を思い、何を支えにしていたのか?
本作は、3年にわたり病院やレース場、幼い頃の思い出の場所でカメラをまわし、肉親やレーサー仲間、担当医、そして本人へのロングインタビューを通して、森の不屈の闘志の源泉にあるものを浮かび上がらせたドキュメンタリー。2023年3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭」において上映された『 約束のオーバルへ』をもとに、大幅な追加撮影映像を交えて再編集され、全く新しい内容となっている。
予告編では、1996年、「オートレーサーのトップになりたい」と語る丸刈り姿から始まり、風当たりの厳しい環境の中で“全力で勝負をし続けた人生”の一部が明かされる。日本選手権初優勝を遂げた直後、落車を機に大怪我を負ってしまった森。麻痺も残り、歩くことも満足にできない身体で懸命にリハビリに臨みながら、兄・久典に打ち明けた想い。そして、ヘルメットに輝く6色で彩られた星に込めた願いとは…。森且行の知られざる一面、そして生き様をありのままに映し出す本作へ、期待が高まる映像となっている。
出演:森且行
ナレーション:萩原聖人
監督・編集:穂坂友紀
エグゼクティブプロデューサー:津村有紀 プロデューサー:青柳朋子 鴨下潔 石山成人
総合プロデューサー:松田崇裕 小池博 協力プロデューサー:塩沢葉子
製作:TBS 企画・制作:TBSテレビ報道局 報道コンテンツ戦略室 制作プロダクション:TBSスパークル
配給:KADOKAWA
【2024年/日本/94分/5.1ch/16:9】
(C)TBS
映画公式サイト:autoracer-mori.com
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